日本で最初のガス灯

安政6年(1859年)に開港場となって以来、横浜は西洋文化の入り口となりました。

馬車道を起点にして全国に拡がったものも数多くあります。

ガス灯は、明治5年(1872年に)高島嘉右衛門の「日本ガス社中」により、

馬車道・本町通り等に設置、点灯され、これが日本における最初のガス灯となりました。

柱部は英国グラスゴー市から輸入し、灯具は日本人職人により製造されたといわれています。

このたび、横浜市市民文化会館[関内ホール]新築完成を祝って、当時の型を

モデルとしたガス灯を復元設置しました。壁面レリーフは横浜開港資料館所蔵の絵葉書を

転写したもので、明治末期の馬車道です。

昭和61年9月27日 馬車道商店街協同組合